ヨハンを追って


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フュッセンの次に向かったのは、古城街道上にある町ハイデルベルク。ドイツ最古の大学をもち、山の上にある古城やバロック風の街並みが残る詩的な町だ。そしてハイデルベルクといえば、某ミステリー漫画のある重要なシーンの舞台としても登場する町なのだ。(*写真はハイデルベルク城から望んだ旧市街の街並み)
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ハイデルベルクまでは、バスと列車を乗り継いで約5時間ほど。料金は59€。ドイツ国内の移動は金がかかってしょーがない。
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駅のまわりは若者だらけ。さすが学生の町ハイデルベルクだ。
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中央駅前にある、巨大なキリンのようなオブジェ。とりあえず、駅から歩いて旧市街の入口にあたるビスマルク広場へと向かう。
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旧市街のメインロード、ハウプト通り。
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ハイデルベルクでは、ミュンヘンに続き、今回もカウチサーフィンを利用。カウチホストの方とビスマルク広場で待ち合わせをし、合流後、家へと向かう。
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彼女がハイデルベルクでお世話になったカウチホスト「エリザベータ」さん。ハイデルベルク在中のポーランド人で、英語とドイツ語の教師をしているそうだ。彼女も旅行が趣味らしく、この日は旅の話で盛り上がった。
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翌日、改めてハイデルベルクの旧市街を散策しに出掛ける。
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エリザベータさんが言っていた通り、この日は「オータムフェスティバル」が開かれるということで、ハウプト通りは昨日よりも大勢の人で賑わっていた。
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ハウプト通りにあるマルクト広場に建つ「聖霊教会」。
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ちょうどパレードにも遭遇。旗に描かれているのはハイデルベルクの紋章だ。
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それにしても賑わってますな。
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うまそうなソーセージ!
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オクトーバーフェストみたいな会場もあちこちにある。そろそろランチでも頂きますか。
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フランクフルトは食べ飽きたので、ステーキサンド(5€)を食べてみる。
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うまし!ビールとの相性は抜群ですな。
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生演奏の音楽を聴きながらビールで過ごすハイデルベルク。最高のひとときだ。
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さてさて、腹を満たしたところで、そろそろ旧市街の山の上にある「ハイデルベルク城」へと向かうことに。
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これまでに訪れたプラハとミュンヘン、そして今回のハイデルベルクとくれば、何を思い浮かべるだろうか? そう、これらの町は全て、浦沢直樹のミステリー漫画「MONSTER」の舞台となっているのだ。
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プラハでは、絵本屋さんで「なまえのないかいぶつ」に類似した絵本を探してみたり、人形屋さんを巡ったりするのが楽しかったが、ハイデルベルク観光で一番楽しみにしていたのは、この「ハイデルベルク城」だ。
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MONSTERのヒロインであるニナが20歳の誕生日に、兄ヨハンにメールで呼び出された場所がここ「ハイデルベルク城」だった。そしてニナの危機を察知したDr.テンマもここに駆けつける。そこで殺人が行なわれ、Dr.テンマに容疑がかかり、ルンゲ警部が追いかける。
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確かそんなストーリーだったような… もうはっきりと覚えてないな。今MONSTERを読み返したら、町の雰囲気を知ってるだけに、絶対面白いんだろうなぁ。
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まぁそんな話はさておき、ハイデルベルク城は13世紀頃から歴代の城主が改築を繰り返したため、ゴシック、ルネッサンス、バロックなどさまざまな建築様式の集合体となっているという。その後、戦争や火事によって城は破壊されて廃墟となり、現在見られるのは一部分だけ。
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フュッセンで見たシンデレラ城とは全く趣が異なり、ノスタルジックな雰囲気が漂うハイデルベルク城。廃墟好きにはたまらない。
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お城から望んだ聖霊教会と旧市街の街並み。
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城の地下室には18世紀末に造られたという世界最大級のワイン樽が置いてある。
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お城をあとにし、カール・テオドール橋からハイデルベルク城を一望。
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かつて、ゲーテやショパンといった多くの詩人や芸術家たちがこの景色を見て、この町を称える作品を生み出したといわれている。ハイデルベルクは町の雰囲気が懐古的で、ドイツの中で一番好きな町かも。といってもほとんどドイツ回ってないけどね…
そして翌日、ハイデルベルクをあとにし、隣町マンハイムへと向かったのであった。

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