ナイル川下りと神殿巡り
アスワンとアブ・シンベルの旅を終えた後は、ナイル川中流域に点在する遺跡を巡るツアーに参加してルクソールへ戻った。(*写真はナイル川を遊覧するフルーカ)
この手のツアーはアスワンやルクソールの宿で手配できる定番のコースで、アスワン〜コム・オンボ神殿〜ホルス神殿〜ルクソールまでを、フルーカ(帆掛け船)とミニバスで巡るもの。ルクソールで手配した場合は逆のコースを辿る。
アスワンで泊まったヌビア・オアシスで手配した場合、1泊2日(昼食・夕食・朝食付)のツアーが、値下げ交渉して180EGP。もっと下げれたかも…
フルーカは夕方5時にアスワンを出発。遅めの昼食を頂きながらクルージング。ナイル川から眺める夕日は美しかった。
この日はフルーカで一夜を過ごす。船長自慢のコシャリ(エジプトの定番料理)は最高にうまかった。写真はナイル川に映るアスワンの夜景。
翌日。朝食を頂いた直後にナイル川で泳ぎ出す船長。どうやら風呂代わりのようだ。
そしてコム・オンボ近くの岸で降ろされる。ここからルクソールまではミニバスの旅。さらばナイル。そして、ありがとな〜船長。
コム・オンボ神殿までは1時間ほどで到着。
この神殿はホルス神と、ワニの神であるソベク神のために建てられたもの。
そのため、神殿の壁画にはいたる所にこれらの神が描かれている。
ソベク神が描かれた壁画。
プトレマイオス13世の壁画。
続いてエドフにあるホルス神殿へ。写真は高さ36mの第2塔門。かなり大きい神殿だ。
第一列柱室に並ぶ巨大な柱。
ホルス神殿はその名の通りホルス神を祀った神殿で、そのレリーフが建物のあちこちで見られる。
至聖所に安置されている聖船。
中庭にあるホルス神像。
犬の姿をした死者の神のアヌビス神。
壁に描かれたヒエログリフ。
2つの神殿を巡り終え、ルクソールに到着後は、16時30分発の夜行バスでダハブへ移動するつもりでいた。しかし、ダハブまで所要16時間と聞いて諦めた。もう長距離移動はこりごりだ。でもできるだけダハブに近づきたかったので、バスで4時間という紅海に面したリゾート地ハルガダへ向かうことにした。