ヨーガの聖地 リシュケシュ
- 2012年06月26日 20時57分
- インド, ハルドワール, リシュケシュ
- Accommodation, Local People
リシュケシュは国際的に知られているヨーガの聖地。世界中から多くの外国人がヨーガを学びにやってくる修行者の町だ。かつてはビートルズもこの町で修行したという。そんなヨーガの聖地リシュケシュで本場のヨーガを体験してきた。
リシュケシュの手前ハルドワールまでは、アーグラから寝台バスで11時間の旅だった。
ハルドワール到着後、バスで一緒だったインド人のご家族とオートリキシャをシェア(一人40INR)してリシュケシュへ。
リシュケシュには1時間程で到着。
ラクシュマン・ジュラー橋から眺めたガンジス河。
対岸にある巨大なヒンドゥー教寺院。巡礼者が鳴らす鐘が鳴り止まない。
ガンジス河で沐浴する人々。
とりあえず、橋を渡り左に曲がって徒歩1分のところにあるShri Harihar Peeth Ashramというアーシュラムへ行ってみる。
「アーシュラム」とはヨーガを学んだり修行するための道場で、宿泊することも可能。リシュケシュにはこういった宗教施設が数多く存在する。残念ながら現在このアーシュラムでは修行は一ヶ月間お休みとのこと。
宿泊自体はできるようなので一泊100INR(約140円)で泊まらせてもらうことにした。
ヨーガの先生かと思いきや、このアーシュラムで15年も生活しているというイギリス人のマークさん。ヨーガや瞑想、音楽などをこの地で学び、修行してきたという。修行者の町だけあって、リシュケシュにはこんな外国人が多い。
リシュケシュにはアーシュラムじゃなくてもヨーガを学べる施設はたくさんあるので、町ぶらついでに探してみることに。
何軒かまわった結果、宿から歩いて5分圏内のOM SHANTI OM YOGA CENTERという道場に通うことに。レッスン料は一回200INR(約280円)。少しだけヨーガを体験したかったので、3回分で500INRにしてもらった。
レッスンは朝11:00から始まるビギナークラスと、18:00から始まるハタ・ヨーガクラスの2種類を体験。どちらも所要1時間30分。初日に学んだのはハタ・ヨーガと呼ばれる最もポピュラーなヨーガのひとつ。オフシーズンのせいか生徒は自分と欧米人女性の2人だけだった。
修行はまず、瞑想しながら「オーム」というマントラを唱えることから始まる。そして徐々に様々なヨーガポーズを展開して行くのだが、体が硬過ぎてできないポーズもしばしば。大して動いてもないのに汗の量がハンパなかった。最後の締めは「屍のポーズ」で身体と精神をリラックス。1時間半のレッスンだったが、心も体もすっきりとした気分。写真はハタ・ヨーガクラスのムケス先生。
翌日はビギナークラスとハタ・ヨーガクラスを受講。前日の修行でできなかったポーズも次第にできるようになってきた。写真はビギナークラスのナジ先生。修行場所によっては厳しい施設もあるようだが、ここはどちらも優しい先生方でした。
たった2日間のプチヨーガ生活だったが、身心ともにリフレッシュできた。ヨガのポーズはせっかく覚えたことだし、これからも暇さえあればやっていきたいと思う。日本に帰ったらヨーガにハマりそうだ。