ラサからシガツェへ
ラサ滞在5日目は、ランクルでギャンツェを経由してチベット第2の都市シガツェに向かった。(*写真は標高4,250mに位置するヤムドク湖)
ラサを出発したのは朝7時。途中、標高4,749mのカムパ・ラを越える。
峠を越えてしばらく走ると、チベット仏教四大聖湖のひとつヤムドク湖に到着。
標高4,250mに位置するヤムドク湖。チベット語で”高原にあるトルコ石の湖”という意味らしい。確かに湖の色がターコイズブルーだ。
ヤムドク湖から数時間後、標高5,045mのカロー・ラに到着。
すぐ目の前にノジン・カンツァン(標高7,206m)の氷河が迫る。
カロー・ラを後にし、お昼過ぎにラサとシガツェの間にある小さな町ギャンツェに到着。写真は市内の小高い丘に建つ城塞ギャンツェ・ゾン。
昼飯を頂いた後、チベット最大の仏塔がある寺院パンコル・チョーデへ。
マニ車を回しながら寺院の中へ。
チベット最大の仏塔ギャンツェ・クンブム(パンコル・チョルテン)
仏塔内にはタントラ(密教教典)の壁画が描かれている。
如来像や菩薩像も数多く祀られていた。
写真右端の大壁には、一年に一度、巨大なタンカ(仏教絵画)が掛けられるそうだ。
寺院内にあるお供え用の器。参拝者たちは持参したポットに入ったバターを、この器に注ぎながら巡礼していた。
ギャンツェを発って約3時間後、シガツェに到着。この日の宿は、ガイドおすすめの西蔵剛堅日喀則賓館という宿。4人部屋で一人40元(約500円)だった。
宿に到着する少し前、シガツェの公安らしき場所でガイドが取得したエベレストへの入山許可証。これがないと明日行く予定のエベレストのベースキャンプに入ることができないのだ。
この日の晩飯は、宿近くのローカル食堂でヤクの鉄板焼きを頂いた。味付け最高。ヤク肉に完全にハマってしまった。