サンクチュアリを目指して


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エーゲ海に浮かぶ3つの島巡りを終え、ようやくギリシャ本土に上陸。まずは古代ギリシャの史跡が数多く残る首都アテネを訪れた。(*写真はアクロポリスの丘に立つパルテノン神殿)
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サントリーニ島からアテネまでのフェリーは31€(約3,100円)。22時発のはずだったフェリーは、ストの影響で5時間も遅れ、午前3時に港にやって来た。さすが財政破綻のギリシャ、何が起こるか分からない。
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フェリーに乗り込んだあと、すぐに就寝。起きたらもうお昼前だった。
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アテネのピレウス港に着いたのは午後2時。フェリーで知り合った韓国人女性の旅人チェウォンと一緒に地下鉄ピレウス駅へ向かう。
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ピレウス駅までは港から歩いて5分程で到着。ここからメトロに乗って町の中心であるオモニア駅まで向かう。料金は0.7€。駅で切符を買ったあと、近くにいたギリシャ人の若者が「乗車賃が足りないから0.5ユーロくれ」と言ってきた。丁重に断ったが、着いて早々ちょっと危険なにおいを感じた。
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オモニア駅到着後、5分程歩いてネットで予約していた「SOHO HOTEL」に到着。
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料金は4人部屋ドミトリーが一泊10ユーロ(約1,000円)。部屋は今まで泊まった宿の中では一番きれい。Wi-Fiも自由に使えて、コーヒーや紅茶も飲み放題。
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チェックインを済ませたあと、チェウォンが友人から勧められ、ぜひ行ってみたいというサンセットビューポイントへ一緒に向かう。だが、二人ともガイドブックを持っておらず、どこにそんな場所があるのか分からない。唯一分かっている情報は、シンタグマ駅の近くということだけ。
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何人もの地元民に聞きまくって、アテネ市内を彷徨うこと2時間!ようやくサンセットビューポイントで有名な「リカヴィトスの丘」を発見。完全に灯台下暗しだった。
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発見したのはいいが、時刻は既に午後7時半過ぎ。丘を登っている途中で日が沈んでしまう…
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リカヴィトスの丘の頂上に立つ教会の鐘。
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ライトアップされたアクロポリスの丘。
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丘の上からアテネ市内を一望。美しいマジックアワーだった。
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翌朝、チェウォンとアクロポリスの丘へ向かう。朝飯は宿からほど近いカフェ。この店はホットドッグやコーヒー等が全て1ユーロ!物価の高いギリシャではありがたい価格だ。
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「アクロポリスの丘」の入場料は、周辺の遺跡や博物館を含めて12€(約1,200円)。ここでエジプトの遺跡で大活躍だったTeacher Cardを出してみる。が、Student Cardじゃないと半額にならないと言われ撃沈。ルクソールでカードを作った時は、この先ヨーロッパでも使えると言っていたのに。俺のコスモは燃え尽きた…
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気を取り直し、丘を登りきると、ようやく見覚えのある神殿が姿を現した。そう、ユネスコのロゴマークにも採用されている、世界遺産を代表する世界遺産「パルテノン神殿」である。
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町の守護神アテナを祀っているという「パルテノン神殿」。古代アテネの栄光を象徴する遺跡である。この神殿を見ると、どうしても聖闘士星矢に登場する12宮のサンクチュアリを思い出してしまう…
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アクロポリスの丘はパルテノン神殿だけじゃなく、いくつもの遺跡が点在している。写真は6体の少女が柱となっている柱廊「エレクティオン」。
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ヘロデス・アティコス音楽堂。ここではコンサートやオペラなども行われているそうだ。
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アクロポリスの丘の頂上から眺めたアテネ市内。にょきっと出ている山が昨日行ったリカヴィトスの丘だ。
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アテネ市内にはアクロポリスの丘以外にも、古代アゴラやケラミコス遺跡など、多くの遺跡が点在しているが、2人ともパルテノン神殿を見て満足してしまったので他はさらっと回り、アテネ観光を終える。写真はゼウス神殿。
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夕方、ラリッサ駅まで見送りに来てくれたチェウォンと別れ、再び一人に。次の目的地メテオラ近郊にある町カランバカへと列車で向かい、アテネをあとにした。

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