青と白のサントリーニ


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ロードス島の次に向かったのは「世界で最も美しい島」と讃えられるサントリーニ島。青と白で彩られた美しい街並みは、雑誌やCMでもおなじみの風景。陸路で大陸横断という目的をすっかり忘れて船でエーゲ海の島巡りを楽しんできたが、それもこのサントリーニ島で最後だ。(*写真はイアの街並み)
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サントリーニ島へは、ロードス島に来た時と同じ「Blue Star Ferries」を利用して向かった。料金は35€(約3,500円)、所要9時間の船旅である。
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船から見た、エーゲ海に沈む夕陽。
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ロードスを17時に出発した船は、深夜2時にサントリーニ島に到着。またもや宿を予約してなかったので、港にいた客引きの中から手頃な宿を紹介してもらい、港から宿までの送迎料込みで一泊10ユーロの宿へと向かった。
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着いたのはフィラの町にある「SANTORINI CAMPING」というユースホステル。コンテナのような部屋で一夜を明かした。
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翌朝、早速島巡り。雲一つない青い空が気持ちよい。
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フィラの町から眺めたサントリーニの島々。手前の島には、かつて大噴火を起こした火山がある。この噴火により形成されたカルデラが、サントリーニの本島を含む5つの島となっているそうだ。
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お土産屋さんのロバ。サントリーニ島はロバが有名らしい。一頭も見かけなかったけど。
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フィラの町から歩いて10分ほど北へ行くと、フィロステファニの町に着く。ここまで来るとようやく、青色のドームがチャームポイントの建物が見えてくる。
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どうやら青いドームの建物は教会のようだ。
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カルデラの斜面に建てられたフィロステファニの街並み。しかし、絵はがきで見るような風景とちょっと違う…。近くのお土産屋さんで絵はがきを指差して「これどこの風景?」と尋ねると「イアの町」だという。
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というわけで島の北端に位置するイアの町までバスで向かうことに。バスはフィラやフィロステファニから20分おきに出ており、どこから乗っても一律1.6€(約160円)。10分ほどでイアの町に到着。
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土産屋が立ち並ぶ、町のメイン通り。
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青いドームが眩しいイアの街並み。さっき土産屋さんで見た絵と同じ風景だ。
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町の中は、さまざまなものが青と白で統一されている。
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白い町に映える青い陶器。
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青い海と白い猫。
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イアの町は結婚式場としても人気スポットらしい。式の撮影に来ていたカップルは、この日だけでも3組見かけた。
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イアの町の最北端には、純白の家々がぎっしりと立ち並んでいる。
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日没が近づくにつれ、この場所は夕陽を観ようとする観光客で溢れかえる。
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サントリーニ島は「世界三大夕景」のひとつといわれているという。ちなみに残りの二つは、バリ島(マニラとの説もある)と我が祖国じゃぱんの釧路らしい。
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上の写真(イアの町)と同じ場所のように見えるが、こちらはフィラの町から見た夕景。夕陽が沈んだあとのマジックアワーは、今まで見たどの場所よりも美しく、ゆっくりと変化していく幻想的な空の色に、しばらく息を呑んで見とれてしまった。。
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最後は宿情報。サントリーニ島で泊まった「SANTORINI CAMPING」は、ベッドが1つ置いてあるだけの簡素なコンテナで一泊10€(約1,000円)。一応、コンセントは一つだけ付いている。Wi-Fiは併設のレストランで使用可能。ちなみに、ドミトリーは12€。初めてコンテナなんかに泊まったけど、個室の割には安いし、案外快適でした。

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