Pink City ジャイプル
- 2012年07月21日 03時19分
- インド, ジャイプル
- Accommodation, World Heritage
長かった北インドの旅を終えて、次に向かった先は砂漠の国ラージャスターン地方。まずは、その玄関口である州都ジャイプルを訪れた。(*写真は風の宮殿)
アムリトサルからジャイプルまでは列車で移動。料金は277INR(約390円)、所要13時間半だったが、列車がなかなか到着せず4時間も遅れた。
ジャイプルは18世紀初頭、サワーイー・ジャイ・スィン2世という王によって造られ、その名をとって「ジャイプル」と呼ばれるようになった。ちなみに「プル」とは「城壁に囲まれた町」を意味する。
ジャイプルの旧市街は、その名の通り城壁に囲まれた造りとなっている。町並みは全てピンク一色に統一されていて、別名“ピンクシティ”とも呼ばれている。
旧市街のシティ・パレス前にいた蛇使い。
2010年に世界文化遺産に登録された天文台「ジャンタル・マンタル」。ジャイプルの町を築いたジャイ・スィン2世は天文学者でもあったため、このような巨大な天文観測器を造ったという。
これはラーシ・ヴァラヤ・ヤントラと呼ばれる観測器。それぞれが異なる角度で12の各星座に向かっている。主に占星術に利用されたという。
12個の観測器には各星座のモチーフが描かれている。写真は射手座。
ジャンタル・マンタルにいた野生のシマリス。
ジャイプルのシンボル「風の宮殿」。ピンク色の建物が映える。
旧市街から北東へ10kmほどにある「アンベール城」。
「勝利の間」と呼ばれる部屋。鏡をちりばめた幾何学模様のレリーフが美しい。
湖に浮かぶ「水の宮殿」。
宮殿を見に来ていた親子。
夕刻、夕日を眺めにモンキー・テンプルと呼ばれるお寺へ。寺へ続く道には猿がいっぱい。
ヨーガ中の猿。
寺から望んだジャイプルの町並み。列車が遅れたためジャイプル観光は半日のみ。駆け足で各所を巡ったので、ひとつひとつがあまり印象に残ってません…
ちなみに泊まったのはムーン・ライト・パレスという宿。部屋は清潔でWi-Fiも完備。オフシーズンのため通常600INRの部屋を半額で泊まることができた。駅から徒歩10分なので鉄道を利用される方にもオススメの宿です。